林檎ループからの生還

家族のiPhone2台が立て続けに 起動できなくなった。電源を入れるとリンゴマークが表示されるがそこから先に進まない。しばらくすると 再起動して リンゴマークが消えるのだが 再び表示される。以後 これの繰り返しが続く。俗に「リンゴループ」と言われる症状である。

2台とも データを損なわずに 無事元通りになった。回復に至った経過が 違うので それぞれについて 書いています。

画像 ありません。(撮影する余裕すらありませんでした)
原因などは 推測です。

1台目 嫁さんのiPhoneXR(128G)

状況

このiPhoneが「リンゴループ」に陥るのは2回目です。
直前のアップデートまでは正常に更新できていました。
自動更新になっていました。

原因

容量不足によるアップデートの失敗だと思います。

容量が全く無い状況だと アップデートそのものが始まりません。アップデート用のファイルそのものがダウンロード出来ないからです。

アップデート用の圧縮されたファイルを解凍しながらインストールする過程で 容量が足りなくなり アップデートが中断されたのだと 推測しています。

解決

下記のアップルの公式サイトの手順で 解決しました。

iPhone や iPod touch をアップデートまたは復元できない場合

「アップデート」と「復元」の二択の画面が表示されますが、必ず「アップデート」を選択してください。「復元」を選択すると「初期化」され データが全部無くなります。

アップデートが完了すると iPhoneが起動し「回復を試みています」といったような表示が出ます。

しばらく待つと 元に戻りました。

iMacを使用しました

iMac(Late 2012)を嫁さん専用にしています。用途は主にiPhoneの写真や動画のバックアップです。が この時は バックアップをしていなかったようです。

古いMacですが、CPUはクアッドコアのCore-i5,メモリ12G、SSD120GB+HDD1TBと今でも結構サクサク動くスペックです。OSも2020年のBig Surにアップデートしています。USBも3.0なので 有線接続でバックアップをする場合は それほど時間はかかりませんし、AirDropでiPhoneから転送することもできます。

2台目 娘のiPhoneXR(128G)

状況

こちらは重症でした。

何ヶ月も前から 空き容量がなくて OSのアップデートを停止していました。写真を撮る場合も古い写真や動画を整理しながらだったようです。

iPhone14mini(256G)を購入し データ転送のために 久しぶりにアップデートしたら リンゴループに陥りました。

解決

嫁さんの場合のようにはいきませんでした。上の作業を 計4回行いました。

1回目

娘が自分自身で MacBook Air(2016年頃)を使って

iPhone や iPod touch をアップデートまたは復元できない場合

に記載された通り リカバリーモードからのOSのアップデートを行いましたが途中で止まってしまいました。

2回目

嫁さんのiMac(Late2012)を使って同じ作業を行いましたが、今回も途中で止まりました。

iPhoneを起動すると リンゴループではなく リカバリモードで起動するようになりました。。(これは やばいかも・・・)

3回目

iPhone や iPod touch をアップデートまたは復元できない場合 に「Macが最新の状態であることを確認」と書かれています。

Macbook AirもiMac(2012)も最新と言える状態ではありません。

それで 手元にあるノートPC(WIN11 最新)で再度同じ作業をすることにしました。iTunesの最新版を新たにインストールして PCからiOSのアップデートを試みました。

が、またも 途中で 止まってしまいました。

4回目

諦めモードで3回目と全く同じ作業を 行いました。

なぜか 最後まで進み iPhoneが起動して「回復を試みています」と表示されました。

保存されていた 写真や動画、アプリも 元通りになりました。このあと iPhone14に無事に移行できたようです。

まとめ

何が良くて 何が悪かったのか よくわかりません。
3回目と4回目は同じ環境で同じ作業をしています。アップデートが1回の作業で終わらない場合もあるのかもしれません。

空き容量が少ない場合は 自動でアップデートせずに 容量を十分確保してから手動でアップデートしたほうが良さそうです。

また バックアップの重要性を改めて認識しました。


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